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明治学院大学訪問 [旅々]

明治学院大学の横浜キャンパスを訪問してきた。

 

 

戸塚駅からバスで10分、横浜の田舎という言葉がなんともしっくりくるこの山奥に、ひっそりとたたずむのが明治学院大学横浜キャンパスだ。地域センターの会員訪問の一環で…というか、もうバイト感覚だなこれ。

 

今をときめく政治家(もう古いか)田中康夫が、若い頃にライターとして首都圏の大学を日々ぐるぐると回って、大学の個性やワカモノを分析するような連載を行っていたそうだ。ちょうど僕が生まれた頃だろうか。その時の田中氏の筆の躍り具合が、北田暁大の『「嗤う」日本のナショナリズム』や原宏之の『バブル文化論』で非常に評価されていた。あの「ふぞろいの林檎たち」なんかも、そこから生まれたものだろう。確かに大学という場は、非常に個性的で、そして非常に没個性的で、見ていて面白い。

 

 

話がそれた。明学のM本くんに案内されながら、学内を回る。いやはやなんとも、ところどころに金銭的豊かさが見え隠れする素敵なキャンパスだった。

イメージどおりの、おぼっちゃま、お嬢様ぶりが…。

 

 

2月に入って、もう学校は春休み。うちの大学はいまからテストだというのに、もうここはバカンスムードである。私立いいなぁ。というわけで、休みの日に好き好んで大学に来る人などいるはずもなく、学内は閑散としていた。まぁひとが多すぎるよりはましか。

ここ横浜キャンパスは、主に1、2年生が過ごすところらしく、3年生以降は東京の白金キャンパスに移るらしい。学部によっても違うそうだが、ここのおぼっちゃま、お嬢様方はこの横浜の田舎を経て、シロガネーゼデビューを果たすのだろう。

 

 

 

一応キリスト系の大学らしく、毎昼休み?あるいは日曜日に、礼拝だったりなんちゃら祭なんてのが行われているらしい。へー。写真は学内のチャペルだそうだ。ご多聞にもれず、ステンドグラスもキレイにはめこんである。

あと面白いのが、1年生の必修授業として「キリスト教論(うろ覚え)」なんてのがあるらしい。まぁ、まぁ、そういう授業を一応は受けさせないといけないのだろう、大学も。チャペルのイベントに参加して、レポートを出せば良いそうだ。キリスト教以外の大学は、別に何かあるんかね。

 

 

 

で、学内。

あのねー、

お金余りすぎだろ!

 

学内のいたるところに、カフェを模した休憩所がたくさんある。

 

こんなとこで、誰が休憩すんの?

 

みたいな休憩所がありまくる。

写真のウッドデッキも、最近出来たがあまり使われていないらしい。

やー、うらやましいなぁ。

土地の広さも手伝って、どうも学内の無駄なスペースへとカネがどんどん振りまかれているような感じを受けた。いいねぇ。

 

 

というわけで、明学の学生委員会ルームへお邪魔。

 

 

この辺はまぁ普通か。

推薦生向けのウェルカムパーティの話し合いがされていた。

女性4人に対して男はM本くん一人。やりづらそうな感じが良いねぇ。

班対抗で、「イントロドーン!」をやるらしいよ。素敵。

 

 

あとは設備の整った部室にうらやましさを募らせるばかり。

大学のキレイさに伴って、こういうところもキレイなのかねぇ。

 

とりあえずお昼になったので再びお昼ご飯がてら探索開始。

 

 

「明学サポートコーナー」なんて場所にたどり着いた。

 

ここ何て旅行代理店?

資格の申し込みや、帰省切符、海外旅行に自動車免許などなど、いわゆるプレイガイドのコーナーが集約されたのが、ここ「サポートコーナー」らしい。M本くんの紹介を受けると、すかさず出てくるコーヒー。めっちゃおいしい。なんだここ。

じっくり座って「サポート」が受けられるこんなスポットが学内にあるだなんて、これまたカネが余りすぎなんじゃないか。

 

 

 

と、そうこうしているとお客さんが一人。

どうやらダブルスクールのお金を払いに来たらしい。

 

 

サポセン男性:「お会計でしたね。」

 

おぼっちゃま:「そうですね。」

 

サポセン男性:

 

「えーと、

 

ダブルスクールの学費、

 

ということで…

 

 

合計、

 

 

 

60万8540円になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャッシュで?」

 

 

 

 

 

 

 

おぼっちゃま:「あ、はい、どうぞ。」

 

 

 

 

ポンっと出てくる札束。

 

 

 

 

 

 

 

 

SUGEEEEEEEEE!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと引いた。

 

すげーなー。

 

 

 

 

 

あと、明学と言えば最近話題の「明学ブランディングプロジェクト」。

アートディレクター佐藤可士和氏が、大学をプロデュースするという、そんな企画の最中に、M本くんはいるわけだ。うらやましいぞ。『広告批評』に載った明学グッズの数々を見せてもらう。

 

ロゴマークから学生証にいたるまで、可士和氏のデザインが採用されている。採用、っていう言い方は変か。学長もいたくお気に入りらしく、展示コーナーまで設けられていた。横国も誰かプロデュースしてください。

 

 

 

 

お腹も空いたので学食へ案内してもらう。

ここもまた上流階級の空間だった。

 

M本くん曰く、「やっぱり、ファッションは“お姉系”が多いっすよー。」とのこと。

たしかに、周りを見渡してみてもお金のにおいがプンプンする。いや、悪い意味じゃなく、なんというかお洒落にかけるお金が半端じゃない様子がすぐに見て取れた。どこかの中途半端な大学みたいに、「服に“着られている”」感じが全く無い。服に負けている感じがないのだ。

絶対に6桁いってるだろー、というようなコートを、

フッワー、と翻して歩く女性の方や、

絶対に6桁いってるだろー、というようなジャケットを、

ビッシー、と決めて歩く男性の方。

 

「この中に1週間もいれば、服にお金をかけざるを得なくなりますよ。」

とM本くん。

何か自分の2900円の服がいたたまれなくなった。

おー恥ずい。

 

 

今読んでいる、桐野夏生の『グロテスク』に、そういったお金持ちの描写がよくなされているのだが、それとぴったり当てはまるというか、「育ち」のレベルから体に染み込んでいる余裕(「金銭的淫らさ」と桐野氏は書いている)が、ひしひしと感じられた。淫ら、うん、うまーく表した言葉である。

でもきっとお金持ちじゃない人は、必死で苦労して、作り上げてるんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

食事にもそれは如実に現れるようで、

「ランチプレート」なんてものがメニューにあった。

 

 

なんじゃこりゃーーーーー

 

横国の第二食堂なんて男気溢れる場所では永遠に、永久に、もう、フォーエバー、食べられないメニューだろう、このランチプレート。おいしすぎる。

 

 

 

 

 

さて、昼食も終えて再びM本くんの部会でのやられっぷりを見て、15時頃に帰途へ。

 

これで都会に少しでも近かったら、もうちょっと「コートフッワーレディー」や、「ジャケットビッシージェントルマン」は報われるのだろうが、悲しいかな戸塚の山奥では街中ファッションショーなど行われない。

ここのキャンパスの学生は、決して都心と見てくれや中身は変わらない大学生たちなのだが、田舎というだけでどこか痛々しい感じを発している。「私だって、東京に出れば…」「俺だって…」という屈折した思いを、互いにキャンパスですれ違いながらぶつけあって、傷をなめあっているように感じられた。

こうして、3年生以降の白金台デビューを待ち望んでいるんだろうなー。

 

 

 

今日はここまで。


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コメント 1

Tz

委員会ルームのホワイトボードとか机の上の散らかり具合が、なんか会議室っぽい雑な感じがしていいですね。
それにしても設備がよすぎる。

ってここも学生委員会はGIなんですねw
by Tz (2007-02-06 20:36) 

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