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脳みそショートケーキ [音楽]

エアーコントロール

 

リモートコントロール

 

エアーコントロール

 

リモートコントロール

 

 

 

 

つしまみれ、の『脳みそショートケーキ』が良い。

ただのガーリーパンクバンドじゃない。

 


脳みそショートケーキ

脳みそショートケーキ

  • アーティスト: つしまみれ
  • 出版社/メーカー: United Asia Entertainment.Inc(DDD)(M)
  • 発売日: 2007/07/07
  • メディア: CD


公式のプロフィールはこちら。

実はすげーーーーーーーーーーーー

ボーカルのマリさん、元小学校教員、て。

 

 

 

えーと、タイトル『脳みそショートケーキ』の通り、曲はすばらしい狂いっぷり。

歌詞の支離滅裂さと、ちょっとGOGO!7188っぽいベースラインがあいまって、すごくいい。

初めて見たときはライブで30分ぐらい、だったんだけれども、

パンフレットを見る限りだと、

3人の写真は至って普通。

CDのジャケットもかわいい。

「つしまみれ」ってひらがなだし、

チャットモンチーみたいなバンドかなー、と思っていた。

 

 

 

 

が、

 

全 然 違 う 。

 

 

 

とりあえずアルバムのラインナップを見てみても、

1. エアコンのリモコン
2. バカ元カレー
3. 脳みそショートケーキ
4. 良いテンポです。
5. キューティービューティーキューピー
6. ママのうた
7. パンクさん

と、センス抜群。言葉の組み合わせがもう良いよね。

HMVで視聴できるので聴け。ぜひ。

脳みそショートケーキはもとより、

エアコンのリモコンが良すぎる。

洗脳されるぅぅぅぅうううううううう。

 

 

とりあえず、まず響いてくるのは超アニメ声。金切り声、って言ったほうが正しいくらい、すごい声。かわいらしい、っちゃかわいらしいんだけれども、ライブで初めて聴いたときは耳が痛かった。

あと、歌詞。ヤンデレみたいな側面もあれば、おバカな元彼と自分を包括的に皮肉るという高等テクニックも見せており、『脳みそショートケーキ』でそれが爆発してる。燃えカスで『パンクさん』がくすぶってるし。

 

でも不思議と、椎名林檎とかが歌ってるような「女であることの悲劇性」みたいなのは伝わってこなくて、むしろポップで愛くるしい。つしまみれかわいいよつしまみれ。いや、でも、本人たちはすごく嫌で、置かれている状況も「メンヘル」って言ってしまえば椎名さんと変わらないんだけれども、その表出の仕方が、皮肉じゃなくてことごとく自虐的で、面白い。

椎名さんは「自虐だけど超かっけー」、それに対してつしまみれは「自虐だけどこれめっちゃおもろい」。だから彼女らは、男で言うところの銀杏BOYZ?銀杏ももう既に「かっけー」の領域に行っちゃった気がするなー…。オナマシとかか、に似てる気がした。どっかの解説で「女版銀杏Boys」とか書いてあったっけ。銀杏Girlzか、いいな。

 

 

 

ダメンズに引っ張りまわされている人を敢えて演じて見せてるのか、それともマジで引っ張りまわされた経験を曲にしているのか、分からないが、それでもその「ピエロ」としての面白さは計り知れないくらいにある。千葉大出身ってのも、おもろいよなー。

 

 

 

 

とりあえず、ここ1週間で再生回数はつしまみれがトップ。iPodが酷使されとる。

脳みそショートケーキ召し上がれあなたのお口の周りあたしの足りんクリームくりんつるんと飲み込んだならかわいくキッスいかれぽんちな夜に平凡なパンチフルーツポンチに注ぎ込んだ唾液飲み干してみれば少しは分かるよあたし-思考停止-注意力散漫あたしはイチゴ最初主義そしてあたしはうずら最後主義それぞれの主義を書きとめた手記を酒気帯びた彼女ビショビショに濡らす美女微笑を浮かべればあなた傾く?怪我したらあたし消毒液つけるよ脳みそショート寸前ショートケーキ食べて脳を休めたいのっ!

 

と、資料なしにタイピングできるくらい、覚えてしまった。

先週、東横線で上記のような歌詞をつぶやいている人間を見た人、僕ですそれ。

 

 

エアーコントロール リモートコントロール のエンドレスリピートに洗脳されつつ、

まだまだ続くフィーバー。

 

 

 

 

彼女たちは、売れそう。

 


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『コントラスト』 秦基博 [音楽]

秦基博のアルバム『コントラスト』が良い。

 


コントラスト(初回生産限定盤)(DVD付)

コントラスト(初回生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: 秦基博
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/09/26
  • メディア: CD


 

中でも下の『青い蝶』って曲がすごい。

 

 

 

キャッチコピーは「鋼と硝子で出来た声」と、なかなか80年代アイドルを思わせる「クサさ」が漂っているけれども、曲調はとてもスタイリッシュ。まぁでも、どこか、泥臭くない、いかにも横浜育ち、って感じに嫌悪感を抱く人もいるだろうね。

歌声を聴いてる限りだと、力強いスガシカオ、みたいなイメージか。

 

 

先月までは散々CMを打っていた気がするこのアルバム。まぁでもプロモーション効果だけじゃなくて、普通に売れるだろうねこの人は。略歴を見ると、「知人の伝で横浜や渋谷、下北沢を中心にライブ活動を…」って、この時点でもうエリートコースだなー。てかハスキーなのに声出過ぎ、っていう。すごいなー、ホント。

あと『色彩』が良い曲。『迷彩』…は…、椎名さんか。

 

とりあえずオススメ!


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『花の名』 『メーデー』 BUMP OF CHICKEN [音楽]

BUMP OF CHICKEN のCD二枚を購入。

特典の猫バッチは残念ながらもらえなかったが、別ルートでいただけることに。せんきゅー。

 

で、肝心の曲。

 


花の名

花の名

  • アーティスト: BUMP OF CHICKEN, 藤原基央
  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
  • 発売日: 2007/10/24
  • メディア: CD


メーデー

メーデー

  • アーティスト: BUMP OF CHICKEN, 藤原基央
  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
  • 発売日: 2007/10/24
  • メディア: CD

 

『花の名』:微妙。まぁでもいいんじゃないか。

三丁目の夕日効果で売れるだろうな、といったところ。

 

 

『東京賛歌』:神。これはねー。

東京以外の地方からやってきた人が、東京というものに触れて初めて抱く感情や居心地の悪さを、鋭く描いている曲。歌詞を見れば大体分かるけど、いいよー、ホント。最後は「やっぱり自分で選んだ道なんだから。」という帰結で、ねぇ。

くるりの『東京』とか、まぁその他「東京」と名のつく曲に従属するような物語歌詞。

歌詞はこっち。

 

最初は「ゆず」かと思うくらい、ハープとアコギの音が入ってきて、なんじゃこれはーと思うけれども、聞いていくとやっぱりBUMP。車輪の唄にもまぁ、似てるような感じかな。彼らがちゃんと年を取っているのが分かって、安心するくらい。ヘビーなポップロックから『ユグドラシル』でちょっとオルターナティブになった曲調が、『プラネタリウム』、『supernova』、この『東京賛歌』とずんずん変わってきていて楽しい。幅が広がるもんだねー。『銀河鉄道』なんかは『ベル』の系譜だったと思うし、『カルマ』なんかは分かりやすいくらいBUMP OF CHICKEN!!!!だったけれども、『東京賛歌』で結構やってくれた感はあるよね。

『涙のふるさと』のカップリング『真っ赤な空を見ただろうか』では「ヘイッ!」なんて、間奏に入る前に言っちゃっている藤くんが、今回の東京賛歌ではもっとグループサウンズ的なノスタルジーを感じさせてくれた。やー、良い。

 

借りて聞いてみるべし。

 

 

 

 

『メーデー』:これもねー、くるよ、いいよ。

先ほど挙げた「いかにもBUMP OF CHICKEN」な曲、と言って良いこの『メーデー』。だけども、何と言うか、垢抜けない中二病っぽさはない。前奏の響きからして、『オンリーロンリーグローリー』的な感じで非常にテンションが上がる。『Stage of the ground』のが近いか?

wikiより

メーデー

タイトルのメーデーは、船や飛行機などで使われる救難信号を意味する。[1]曲中には、モールス信号を思わせる電子音が使われている箇所がある。

 

労働者の祭典が浮かんだのはそこくるりだけではないはず。

とにかくテンション上がる曲。いいよ。

 

 

 

『ガラスのブルース』:まぁ、いいんじゃないかい、といったところ。

普通。

 

 

 

 

というわけで、アルバムそろそろ出さないっすかBUMPさん。

まぁこのまったり進む感じが、曲の疾走感とのギャップになって良いんだけどね。

三丁目の夕日に採用されたので、これからまたBUMPは市民権を得ていくはず。まぁもう知名度十分だけども、ちょっと層は広がるだろうね。天体観測での鮮烈な登場から、スノースマイル、ロストマンのあの辺り、ユグドラシルでの復活(?)、その後のコンスタントなリリースと、順風満帆すぎる彼らの今後にもっと期待。

 


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『空中レジスター』的、麻薬。 [音楽]

the pillowsの『空中レジスター』が良い良い。

 


MY FOOT

MY FOOT

  • アーティスト: the pillows, SAWAO YAMANAKA
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2006/01/12
  • メディア: CD


 

昨年出た「MY FOOT」の中の一曲。このアルバム自体が「pillows至上最高傑作!」やら、「一つも捨て曲が無い」やらと絶賛されていたりするのだが、確かにどれも良い曲なのは確か。サードアイ、MY FOOT、を始めポップロック感溢れていて、耳当たりが心地良い。

その中でとりわけこの『空中レジスター』が耳に残っている。

ミドルなテンポでジャーン、と響くオーソドックスなギターがもう本当にポップロック。C G Am F 辺りで続いていくジャジャジャーンって音が染み込んでいて、耳に残るな。で、自然に歌いたくなるような、揺れたくなるようなそんなリズムで曲が進んでいく。メロディだけを見ると、もうBeatlesのオブラディ・オブラダを思わせる…、というかもうオブラディ・オブラダなんじゃね!?という流れ。コードとか音とか曲調が…なんてレベルじゃなくて、似てる。これは聞き比べてみるといいかも。パクリとかじゃなくてね。

歌詞も、曲の長さも、構成も、いやー、ビートルズ。

 

 

 

 

 

 

今ちょうど、東京国際ブックフェアで買った『精解サブカルチャー講義』を読んでいるんだけども、その中にビートルズとニール・ヤングを取り上げた章があって、それがタイムリーにこの『空中レジスター』とつながった。

音楽と麻薬の関係、だったっけか。


精解サブカルチャー講義

精解サブカルチャー講義

  • 作者: 阿部 嘉昭
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2001/06
  • メディア: 単行本


空中レジスターの歌詞を見てみると、

 

こんな感じ。

 

 

一つ「麻薬」ってキーワードを挙げるだけで、

全てがそう見えてくる、っていうことがある。

F速VIPの「しずかちゃんふしだらワロタwwwwwwwww」を見ると良く分かるように、

ドラえもんすら、「クスリ」というキーワードを頭に入れて読むと「そう」見えてくる。

 

 

で、確かにこの『空中レジスター』も、麻薬を唄った歌、なんて言ってしまえばそう見えてしまう。

「鳥になって地上捨てて 君に会いに行くんだよ」

「自転に逆らって 遊ぶのさ I Can Fly」

「君と月が並んでて 僕を照らすんだ 待ちに待ったハッピーエンド」

 

もうモロに麻薬。

 

 

 

 

でもやっぱりそんな浮遊感が心地よかったり、けだるさや皮肉が心地よかったりするんだよなぁ。アッパー系ダウナー系、麻薬にもそれぞれあるけど、それに対する憧れ、っていうのは人間に先天的にあると思う。じゃないと、「クスリ」ってキーワードを頭に入れただけで全てが麻薬関連に見えてくる、なんてことは起こらないだろうし。

そういう点では音楽もバッチリ麻薬なんだろうなー。簡易麻薬と言うか。

 

 

 

 

さっきの『精解…』の中から引用すると、

(ビートルズの『ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ』から麻薬に言及した項で、)あの歌詞に現れるような、視覚のカラフルさ、グニャーッとした時間意識はまさにLSD体験そのものであるからです。ジョン自身、LSDは一時期、浴びるほどやったらしい。ポールもだけど。

なんてところがある。麻薬的な歪みと心地よさはやっぱり音楽の至る所にちりばめられていて、それをまたアーティストがどんどん再生産している、というね。LSDの持つグニャグニャが、ビートルズによって薄められつつも広まって、今度はビートルズを聴いたアーティストに伝わって…、そのアーティストを聴いたアーティストに伝わって…、

というと、やっぱり音楽には微弱ながら麻薬的な作用があると言って良い。いかにLSDの麻薬作用を薄めずに伝えるか、がポップアーティストの課題になる。そんな気がするよね。因みにLSDはこちら(wiki)。

 

 

 

 

 

 

 

pillowsのファンの方には、『空中レジスター』なんて異端曲を取り上げやがって、なんてことを言われてしまいそうだけど。『Sad Sad Kiddie』とか『Funny Bunny』とか、まだまだpillowsの鉱脈は広そう。聞かねば。

 


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『ナミダ工場』 蝉時雨 [音楽]

蝉時雨の『ナミダ工場』が良い。

声がやさしい。やさしい。

 


ナミダ工場

ナミダ工場

  • アーティスト: 蝉時雨, 中根大輔, 根岸孝旨
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
  • 発売日: 2007/05/09
  • メディア: CD


確かどこかのお店の有線で聞いて、これは!とテンションが急に上がった曲。

歌い出しから最初のメロディまでがもうね。

 

 泪の工場という場所が、昔々からずっとあって。

 それはとても素敵で、それはとても便利で、

 簡単には入れない場所さ。

 

 

 

歌詞とメロディにノックダウン必死。

 

どことなくスピッツ的というか、うん、ていうかスピッツだけど、まぁ、いいじゃん、という、ね。

逆に、スピッツがこの曲を歌ってたら、きっとオリコン1位を取ってるんだろうなぁ。やっぱりいくら良い曲でも、すぐにチャート1位っていうわけにはいかないね。まぁでも理不尽とも思わないし、別にチャートインしていれば良いというものでもないのは分かってるつもりだけども。

けっこう前に書いたマニラバの『青森駅』ともどことなく似たような、そんな切なめの曲調。どことなくノスタルジック、そんな曖昧な、故郷でない故郷、みたいな、距離感が好きなのかもしれない。いやー、いいね。

 

 

 

蝉時雨、さんはこのシングルがサードらしい。

興味のある人は借りて見ると。

 


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訳も知らないで [音楽]

スネオヘアーの『訳も知らないで』

これが非常に良い。


訳も知らないで

訳も知らないで

  • アーティスト: スネオヘアー, 渡邊健二
  • 出版社/メーカー: ERJ
  • 発売日: 2002/08/07
  • メディア: CD


 

割と昔の曲だけど、これは本当に秀逸。雨を歌った曲にしては、今まで聞いた中で最高峰なんじゃないかというくらい、うーん、耳に残るなぁ。シングル以外にも、アルバム『スネスタイル』に収録。

なんというか、メロディはシンプルで、反復から徐々にテンションを上げていく形。でも、それが上手いんだよなぁ。ベースと声が合わせ技でずんずんと迫ってくる。入り方は静かで、サビもそんなに盛り上がるわけじゃなくて…と思っていると徐々に術中にはまるというか、何か乗せられる、んだよね。なんだろうな、これ。

 

 

でまた、歌詞の「誤読の可能性」が、この歌の深さの理由でもあると思う。何かを歌ったわけでもなく、何も歌っていないわけでもなく、「あること」を歌っている。で、それを聴いた我々はそれぞれに解釈して、笑ったり泣いたり感動したり怒ったりするわけだけど、この曲はそうした誤読の可能性が非常に綺麗に埋め込まれているな、という感じがする。いや、どんな曲もそうなんだけどさ。

 

どしゃぶりのイメージも浮かべば、しとしと降っている雨のイメージも浮かぶし、

部屋から窓の外を見ているイメージも浮かべば、傘もないままに雨に打たれているイメージも。

誰でも自分の好きな場面を投影可能というか、それに耐えうるだけの強度が、

この曲にはあると思う。

 

めちゃくちゃすごい曲!というわけではないけど、

スネオヘアーさんの感性の最たるものが、この曲には存分に現れているんじゃないかなぁ。

 

 

 

 

ただ止むのを待っていた だけさ あれは その訳も知らないで。

 

秀逸。


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『家族ゲーム』 ミドリカワ書房 [音楽]

ミドリカワ書房の『家族ゲーム』が良い。

なんだろうこの、素敵な多重人格。

歌詞が圧巻。メロディとか声とかはまぁ普通なんだけども、面白い。

 


家族ゲーム

家族ゲーム

  • アーティスト: ミドリカワ書房, 緑川伸一
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/07/19
  • メディア: CD


他にも『みんなのうた』辺りが有名か。

万引きGメンの歌も面白かったなぁ。

 

 

 

 

えーと、今月か先月かの日経エンタでページが組まれていて、面白そうだなーと思ったのが出会い。なにやら歌詞が刺激的すぎて教育上よろしくない、という理由でメジャーからインディーズに契約を変えられたらしい。載っていた歌詞は別にそれほど…って感じだったけども、まぁ基準を守る意味でもちゃんとやったんだろう。

で、とりあえず『家族ゲーム』を借りてみた、ところ、

 

 

すげーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

何この幸せな、そして不幸な感じ。

歌詞が、なんというか、えげつない。

I am a mother みたいな幸せを噛み締める系もあれば、

メシ喰えよ! なんかはもうこっちまで悲しくなってくる。泣きそう。

許さない忘れない も怖いしなぁ。救われないし。

あと発禁になった 母さん は歌詞なしだったな。

 

 

 

 

中でも秀逸なのが、『豆電球の灯りの中で』

これは!!!きたこれ!!!!!!

原体験を見事に歌い上げた完璧な歌詞。

かといって媚びたり作ったりするんじゃなくて、ありのままを歌ってるんだよね!

これは聞かなあかんよ。

リアリティが溢れすぎてる。

メロディも相まって、すごいんだよなぁ。かっちょいい。まぁ下ネタだけど。

 

 

 

よくこういう「リアリティ溢れる歌詞に仕上げました」なんて曲はたくさんあるんだけども、そういう作品はどこか「作りすぎ」みたいなところがあったり、細部が捉えられていなかったりする。踏み込みすぎだったり、ぼやかしすぎだったり、上手くごまかされてしまう場合が多い。「えー、そんなとこまでやるんかい。」みたいになって、こっちが引いてリアリティがなくなってしまう。

だけども、このミドリカワさんはどこまでも「作らない」。

いや、創作だから作ってるんだろうけども。

 

 

その、歌なわけだから、聞いてる方は「早く、次は、どうなるんだ!どきどき」みたいになって、で期待が過剰になるんだよね。そしてフツーの曲は「その期待に答えなきゃ」と、どんどんエスカレートする。で、結果的にリアリティがなくなってしまうわけだ。我々の欲望と創作者の欲望が出会って、ファンタジーになっちゃう、というか。

そうではなくて、このミドリカワさんは客を気にしないというか、(気にしているが故に、かもしれないけども、)事実をありのままに書いたように歌詞を作っている。細部がまったくエスカレートしていない。事実を本当に淡々と描いているので、むしろこっちは物足りないくらいだ。もっと、ファンタジーにしてくれよ!笑わせてくれよ!ってなるんだけども、そこに全然、ミドリカワさんはノッてこない。そこがすごいんだよなぁ。

 

 

その「物足りなさ」が、一番リアルに近づく方法なんじゃないかとも思った。

現実はいつも物足りないしね。

実はそんな大それたことは、日常では起こらない。それをそのまま歌にしただけ。

曲の鳴っている3,4分で、現実が劇的に変わるなんてことが無いのと同じで、

曲の中も別に変化なんてしない、その物足りなさ、

細部の描き方が、このアーティストのすごさだと思う。

 

 

 

 

 

映画とか本にしても同じだろうな。物足りないくらいが一番リアル。

ただ、難しいところで、「娯楽として求めてるのに、リアルだったらダメじゃん」ということもある。

確かに。だからこのミドリカワ書房は、まぁちょっと反則技的というか、

世の中にこういう作品だけになってしまうと、だめなんだろうね。うん。

それにしても、この物足りない、そして切ない感じは一聴の価値あり。おすすめ。

 


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『C』 BaseBallBear [音楽]

BaseBallBear普及委員会のそこくるりですこんばんは。

みなさん『C』からでいいんで聴きましょう。


C

C

  • アーティスト: Base Ball Bear, 小出祐介
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2006/11/29
  • メディア: CD


 

このね、気持ち悪いけどカッコいいから許される、みたいな感じが素敵すぎる。

とにかく、歌詞に出てくる言葉をランキングにしてしまいたいくらい、

 

・Girl

・夏

・君

・少女

・SUMMER

・夜

・レモン

・She

 

 

 

なんてのが頻出も頻出。

女の子のことしか考えてないんじゃないか、という歌詞がすばらしい。オトナの駆け引き、とか、恋焦がれる辛さ、とかそんなんじゃなくて、ただかわいい女の子と自分が大好きだー!という主張、それが骨子だと思う。一途ですがすがしいのだ。

校舎の窓から、じーっと意中の子を眺めているような気持ち悪さというか、

帰り道に彼女がいつも寄る店とか、いつも読んでいる雑誌とかを覚えて、

自分も行ったり読んだりするようなストーカー的な要素、それが逆に魅力なんだろうね。

 

いわゆる妄想力?か。

何かを「表現」するにはやっぱりそういったコンプレックスというか、

気持ち悪いくらいの妄想が必要なんだよなぁ。エネルギー。

 

 

 

 

 

 

で、曲自体は割と変則的というか、まぁPOPなんだけど、ちょっと歪んでたり歪んでたり(漢字一緒じゃん。ひずみとゆがみ)するから、一途な思いが屈折して聞こえてくるんだろうね。あんなかわいいこに惚れている自分好き!辛いけど、気持ち悪くて気持ちいい!みたいな、ある種の正当化がメロディのおかげでまぎれているというか。

いいなぁ。

 

 

 

 

 

妄想力を鍛えましょう。

 


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Mr.Children『NOT FOUND』に見る普遍的マザーコンプレックス [音楽]

究極的なマザーコンプレックスとの戦いを歌った、Mr.Childrenの『NOT FOUND』を、今回は分析してみたい。

というかただ“深読み”してみたらどうなるか、というものなのだが。

『NOT FOUND』は、「何」が見つからない、と嘆いているのだろう。


NOT FOUND

 NOT FOUND

  •  アーティスト: Mr.Children, 桜井和寿, 小林武史
  •  出版社/メーカー: トイズファクトリー
  •  発売日: 2000/08/09
  •  メディア: CD

 


さてまず、

「男性が女性に対して求めるのは、普遍的に『母性』でしかない」

という仮説を立てたい。

男性が好きになるのは、相手の「女性そのもの」ではなくて、相手の「女性の中にある母性」なのだ、ということだ。その母性っていうのは別に「自分の母親に似ている」なんて単純なものではなく、もっと普遍的なレベルでの大きな「母性」である。まぁ、なんとなーくイメージで捉えられればいいか。

「そんなこと言ったって、『その人の中の母性』を好きになるのも、『その人』を好きになるのも、一緒じゃない?」 全くその通りである。が、その通りではないのだ。そろそろミスチル様にご登場いただこう。

 

 

まず歌詞の最初。

(こういった引用方法なら大丈夫、だよ、ね? JASRACさん)

 

  僕はつい 見えもしないものに 頼って 逃げる

  君はすぐ 形で示して 欲しいと ごねる

 

この、「見えもしないもの」と「形で示して欲しい(もの)」とは何なのだろうか。

これはすなわち、「その女性特有の魅力」である。「その女性でなければならない理由」とでも言い換えられようか。

「僕」は相手の女性に対して「母性」を求めているにも関わらず、それを自分自身に対しても隠すように(重要)無意識に、「見えもしないもの」に頼って、「好きだよ」なんて言ってしまう。

「君」は、それを敏感に感じ取って「形で示して欲しい」とごねる。私の魅力はどこにあるのか。「あなた、私のどこが好きなの?」と、聞く。もちろん、答えられるはずはない。悲しいかな、男性はその「母性」のみに惹かれ、「どこが好き」かなんて聞かれても答えられないのだ。

 

「どこが好き?」に対する答えには何があるだろうか。

「全部」だとか、「笑顔」だとか、「優しいところ」だとか、「おっぱい」でもいいだろうか、ダメか。ジジェクの『斜めから読む』という本にも似たようなことが書いてあったが、女性の魅力を箇条書きのように挙げられる人間は、病的ナルシストだけだそうだ。つまり、その中で重要なのは、「それら言語化できる『魅力のパーツ』は、ほとんどが表層的なものでしかない」ということである。

 

歌詞を追い進めてみよう。

 

  矛盾しあった幾つもの事が 正しさを 主張しているよ

  愛するって奥が深いんだなぁ

  ああ何処まで行けば 解りあえるのだろう?

  歌や詩になれない この感情と苦悩

  君に触れていたい 痛みすら伴い

  歯痒くとも 切なくとも 微笑みを 微笑みを

 

「愛するって奥が深いんだなぁ」ってのは、ある種あきらめに似た「ああ、こんなに浅いんだ。」という感想を皮肉的に表したものであろう。すなわち男性は「誰を愛しても、母性しか愛し得ない」ということだ。

で、サビに入る。いくら「その女性の魅力」「その女性でなければならない理由」を特別なものにしようとしても、「歌や詩」にすることは出来ず、思い悩む。結局男性が「母性以外のその女性の魅力」を確認する手段は「触れる」ことでしか不可能だということになるわけだ。

「歯痒くとも、切なくとも」我々はその「微笑み」という“極めて表層的なもの”からしか、「その女性でなければならない理由」なんてものを見出すことはできないのである。

 

よしじゃあそのまま2番の歌詞にもいってみよう。

 

  愛という 素敵な嘘で 騙して 欲しい

 

ここでいう「愛という素敵な嘘」は、もうお分かりだろう、何度も出てきている「その女性特有の魅力」である。そう、それは「嘘」なのだ。それを以て「騙して」くれることで、我々男性は「母性以外にも、君には魅力があるじゃないか!」と“錯覚”できるのである。なんとも「素敵な嘘」だ。

 

  自分だって思ってた人格(ひと)が また違う 顔を見せるよ

  ねぇ それって 君のせいかなぁ

 

紛れも無く、「君のせい」である。

「自分だって思ってた人格」および「また違う顔」は、

「母性を求てしまう自己」 と 「母性以外の魅力を探求する自己」

の二つで、それらがスイッチング、オンとオフで切り替わるようにくるりくるりと回っている、その状態が苦しいのだ。これって恋?

歌詞に戻る。

 

  あとどのくらいすれば 忘れられんのだろう?

  過去の自分に向けた この後悔と憎悪

  君に触れていたい 優しい胸の上で

  あの覚束ない 子守唄を もう一度 もう一度

 

ここにも現れてくるこの“絶対的矛盾”。もう、いいね、これ。

つまりその女性の魅力が、「特有のもの」なのか「普遍的な母性」なのか、もう分からないままに、身を委ねるしかないこの状況。「君に触れていたいけども、その時に触れるやさしい胸や、聞こえる子守唄は母性そのもので、でもそれは君の声で…」みたいな、ね。そうした揺れこそが男性の求めるものなのである。たぶん。

 

歌詞もそろそろラストスパート

 

  昨日探し当てた場所に 今日もジャンプしてみるけど

  なぜか NOT FOUND 今日は NOT FOUND

 

しつこいようだが何度も言っておこう、「昨日探し当てた場所」は、「その女性でなければならない理由を見つけたポイント」である。もちろん、それは「愛という素敵な嘘」によって「騙され」て得た“錯覚”でしかないのだが。だから、そんな錯覚は再び見つかるはずも無く、「NOT FOUND」となり続けるのである。

 

  ジェットコースターみたいに 浮き沈み

  ああ何処まで行けば 辿り着けるのだろう?

  目の前に積まれた この絶望と希望

  君に触れていたい 痛みすら伴い

  歯痒くとも 切なくとも 微笑みを 微笑みを

  もう一度 微笑みを

 

そろそろ、いいか。

つまり我々が「見つからない、見つからない」と嘆いているのは、

「その女性でなければならない理由」なのだ。

それがいつまでたっても『NOT FOUND』なのである。

ここに、「男性は全てマザコンである」なんて言説が説得力を持つ原因が如実に現れる。男性は女性に対して「母性」を求めているのだ。だが、「母性だけを求めている」のなら、「その女性でなければならない理由」なんてのは必要ないことになる。

男性がよく「君じゃなきゃダメなんだ!」なんて台詞を劇中で言っているが、

それが極めて胡散臭く感じられるのはこのためである。

別に「君じゃなくても良い。」のだ。

だが、それを隠そうと(自分の本当の欲望に気づかないように)、男性は必死で「形で示そう」とする。その行為が、すなわち『NOT FOUND』と嘆く行為自体が、「その女性の魅力」に順ずるのではないかと、僕は思う。

母の視点から逃れようと必死になること、それが一つの愛情表現なのだ。

中村うさぎの段に書いたが、セックスのとき男性が女性に“ガン見”されるとダメになってしまう、というのは、その目線がやはり母のものであるからに他ならない。母の視線を浴びた途端に我々は、「母と交わりたい」という自分の欲望に気付いて怖気づいてしまうのである。この辺はちょっと難しいな。

 

 

 

まぁ、最後に一つだけ、歌詞が、メロディが、というよりも、

この曲を歌っているのが

「Mr.Children」

だという事実、ね、これが一番運命的と言うか。

「こども」という名前を持つグループが、「母」を歌っているのだ。

そりゃ、そうなるだろう。

他にもおそらくミスチルからは「母」に対する分析が出来ると思う。

ちょっと探してみようか。

 

 

 


おまけ

 

女性の場合を考えてみよう。

女性は「あなたじゃなきゃ、ダメなの…」なんて、

うん、言うね。

これは、胡散臭く思える…か…な…。

どうもその辺があいまいで難しく感じられる。

 

男が「君じゃなきゃ、ダメなんだ!」と言うのが胡散臭く感じられるのは、

僕が男だから、に他ならないのかもしれないし。

もし僕が女だったら、「あなたじゃなきゃ、だめなの…」なんて言う女に対して、

「はいはい、分かった分かった。」と、

冷めた目で見ている絵も容易に想像できる。

女の人から見たら、「あなたじゃなきゃ、ダメなの…」女は、やっぱり胡散臭い存在だよね?たぶんそうだろう。となると、女性も何かしら男性に対して「普遍的なもの」を求めていることになるかもしれない。

でもそれは絶対「父性」じゃないやね。

うーん。

女性の歌でもちょっと分析してみないといけないな。

 


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『涙のふるさと』BUMP OF CHICKEN [音楽]

BUMP OF CHICKENの『涙のふるさと』を買った。

もう iTunes のカウンターが相当な数に。

前作『supernova / カルマ』が2005/11/23発売なので、ちょうど一年ぶりか。


涙のふるさと

涙のふるさと

  • アーティスト: BUMP OF CHICKEN, 藤原基央
  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: CD


『ラフメイカー』や、アルバム『THE LIVING DEAD』の『Opening-Ending』を思わせる歌詞で、「中性的(中世じゃないよ)な人間」目線から語られるBUMPお得意のアイデンティティの肯定が本旨。その上で、新たな旅立ち(恋)に向かう凛とした様子と、それでもすぐに崩れてしまいそうな脆さ、そしてそれ故の切なさ、が見事に響いてくる。切ないっていいね。

あー、「アイデンティティ」って言葉を使うと途端に文章が中学生っぽくなるのはなぜだ。

安い。

 

 

よくメディアがBUMPを形容する時の「疾走感溢れる切ないメロディーライン」が、この曲にもぴったり当てはまる。そういう意味ではものすごくオーソドックスなBUMPの曲。『車輪の唄』に非常にタイプが似ているので、好きな人にはもうど真ん中ストライクだろう。ずきゅーん。

 

 

 

 

 

好きなものには筆が鈍る。もうやめよう。

全国1億2千万のBUMPOFCHICKENファンのみなさんは、きっともうお買い求めのことですよね。ですよねー。聴いてない人は、CD貸すので必ず聴きましょう。そして一緒にずきゅーんされましょう。

 

 

 

でももう便利な世の中なので、youtubeで曲を聴いてうたまっぷで歌詞しらべて…とすれば済んじゃうんだよね。いやー、素敵な時代。でも自分みたいにCDを買う人はきちんと買うし、この便利さで音楽界の将来を憂慮するのはハッキリ言って筋違い。CDが売れなくなったのは、全部P2Pとかネットのせいだ!なんてことにされているけど、それが間違いだということは2、3年前から雑誌で取り上げられてるし、うちの教授が散々言っている。加えて、CCCD(コピーコントロールCD)というワケの分からないメディアが勝手に消えていった事実を見れば十分事足りるだろう。まだ残ってるのかな、CCCD。名前からしてもう、ダメだね。

 

 

 

何を書いてるのか分からなくなってきたけども、いい歌なのでぜひ。

聴かなくてもいいけど。

 


おまけ

昨日替え歌カラオケしたみなさん、そのノリでこの曲も替えてみたら笑えます。

『寒さのふるさと(涙のふるさと)』


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