取らぬ狸の皮算用。 [旅々]
すっかり女性陣に消費された後、自転車を置いた場所へと歩いていると、なんとゼミのK田先生とばったり会う。先生も暇すぎてやることがないらしく、ラーメンを食べに来ていたそうだ。察するに、横浜屋だろう。
そこで割と長めの立ち話。前期に提出したいくつかの論文についてコメントをもらいつつ、進路のことについてもご意見を。
ゼミ生はほぼ全員、何かしらのテーマに基づくと、かなり良い文章が書けるのだが、何を書いてもいいよ、とすると何を書いていいのか分からなくなる、らしい。ご多聞にもれず、自分も「何書こっかなー。」と迷ったのを覚えている。何でもいいものを、ホントに何でもいいまま書くのであれば何も造作ない。このブログに書いているようなことをつらつらと並べれば、字数だけなら卒論くらい楽々クリアーできるだろう。しかし、何を書いてもいいというのは、そういうことではないのだ。
「何らかの物事について、あなたの見地から主張をせよ。」というのがその本旨である。どうにかこうにか主張しなければならない。その際に必要となってくるのが、「拠り所」だ。
沖縄中継の中でも書いたが、彼らが生き生きと話せるのは、そこに拠り所があるからだ。拠り所、すなわち、ある程度自分に近しいところにあるもので、それを否定されたりずらされたりすると居ても立ってもいられなくなるもの、それが主張には必要なのである。それが今の自分に確固としてあるかどうかというと、疑わしい。一応「教育」に関してだと、自分は考えているのだが。
まぁまぁ、この辺はまた後期にでもじっくり考えよう。

それより憂うべきは進路だ。
大学院という選択肢を考えるように言われる。教育のことで行くなら、と、某東京大学を勧められる。まじかー。
メリットとデメリットを挙げればきりがない。このまま普通に就職してしまうのもつまらんなーと思うが、親や親戚のことを考えると早く働かないとな、とも思う。無論、一刻も早く働きたいという気持ちもあるし、もうちょっと旅でもしていたい気持ちもある。2年悩んで、またそれから考えればいい、とは言うけれど、じゃあ今悩めばいいじゃないか、とも思うし…。というかホントに行けるのか?
まだ院に入れると決まったわけじゃないので、取らぬ狸の皮算用なのだが、9月でちょっと考えておかないとな。

そんなことを考えながら、雨の横浜を、自転車でゆーっくり、ゆーっくりと帰る。
気持ち良いなぁ。
くるりの「ハイウェイ」をBGMに。こんなことをしていられるのも、学生のうちだけかしら。








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